“おじさんキラー”だな、関口スグヤ君は(笑)
KEEPONの自作自演に驚き
キーポンという面白い子がいるということは随分前から聞いていたのだが、実際に彼の演奏を聞いたのは、何人かの若いシンガーソングライターが出たイベントだった。そのときに出しているCDを全部もらった。すごく面白かった。ほとんど自作自演で、全ての楽器を自分で演奏していたのにも驚いた。ビートルズや昭和歌謡も好きだとライナー書いてあり、サウンドもいろんなタイプの音を試してると言う感じ。若いのに幅広く音楽を聴いているのだなあと思った。
アルバムから感じる音楽性
そして、細野くんや大滝くんにも興味を持っている様で、4枚目のアルバムではそこら辺の音が出てきた。とくにニューオルリンズにはまったのだろうな、という曲や演奏もあった。
彼は本当に音楽が好きで、知らないものにも興味を持って次々と新しいものに挑戦する姿勢をずっと持ち続けていくんだろうな。だから曲作りにも、もちろん自分が聴いた音楽の影響はあるのだろうが、パクるということでは無くメロディーに彼自身のエッセンスを入れている。
彼は僕たち”おじさんキラー”なのは間違いない
また歌詞の発想も面白いし、ヴォーカルやコーラス、バックに入れる掛け声とかにも元ネタをうまく使っていて感心する。彼は僕たち”おじさんキラー”なのは間違いない。
ハイドパーク・ミュージック・フェスでの喝采が今から聞こえてくるようだ。
マルチプレイヤー・関口スグヤに24の質問
24 Questions with Suguya Sekiguchi (POPEYE Web)
https://popeyemagazine.jp/post-39002/
1976年トムス・キャビンを設立しデビッド・グリスマン、エリック・アンダーソン、ニューグラス・リバイバル、トム・ウェイツ等を招聘し始め、現在までトーキングヘッズ、B-52’、ラウンジリザーズ、ラモーンズからダン・ヒックス、ジミーウェッブ、キャレキシコまで日本に多くのアーティストを紹介している。
また90年代からNew Music Seminar, SXSWなどの海外フェスで日本人バンドのショーケースJapan Niteをプロデュースし、多くのバンドを海外に紹介している。